カテゴリー「自宅介護メモ」の記事

2008年12月 8日 (月)

日々トレと心の再起動

爺様脳梗塞を発症して3年9ヶ月
リハビリ専門病院でみっちり半年訓練の後、自宅から通所リハビリの毎日
それも既に3年経過

現状
・パジャマのボタン掛け違い多発
・ズボンの前後ろミス時々
・段差上り下り手順NG
・食べこぼし毎回
・閉口して咀嚼NG
・時間管理NG
・電動シェーバーによる髭剃り残し多発
などなど・・・

この中で
・パジャマのボタン掛け違い多発
・ズボンの前後ろミス時々
・段差上り下り手順NG
に関してはリハビリ専門病院からの退院時に習得していたもの
後退してます@@

通所リハビリで新たに習得したもの
・読み書きの正確さ向上
・会話の正確さ向上
・記憶の正確さ向上
・悪態のつき方向上@@
・小遣いの要求度向上@@
・話題の豊富さ向上
・歩行時の安定度向上
・ベッドの上り下り速度向上
・歯磨き速度向上
などなど・・・

総じて、通所リハビリで受けられる理学療法(フィジカルトレーニング)に関するもの、日々の会話やレクレーションに関するものについては向上傾向
反対に、作業療法(服の着方、食べ方、安全な段差の越え方)に関するものは後退してます
・・・作業療法のリハビリ受けられないし当然か;;


中でも自宅にて特に力を入れているのが食事時のトレーニング
自宅なので家族リハビリです

「決まった時間に、きちんと確認して、正しく食べる」を目標に

・定時18時の夕食に、自身で時計を見て判断し食堂へ
・正しく座って、真っ直ぐ位置に付き
・食べ残し、食べこぼしの無い様に

伯母に言わせれば、元気な旦那でも行儀悪く食べるし、歳取ったらそんなもんやで、自分で食べれるだけええやん

そりゃそうです、生きる事には直接関係ありませんからね
ボタン掛け違ってても、ヒゲ剃り残ってても、生きて行ける
誰かに介助受ければそれで済む事ですしね・・・

リハビリの意味って何でしょう
失った機能の回復と習得の為のトレーニング
そうであるとするなら、人間らしく尊厳を持って生きられる様に、自立の為のトレーニングも必ず必要ではないかと思います

一番近くの家族がそれを止めてしまえば、そこで終わり
本人も周りも障害なんだと割り切れば、ある意味楽になるのかも知れませんが、もしこの先に回復と言う結果が待っているとしたら・・・

諦める事は出来ません
止める事は出来ません


これが結構辛いんですけどね;;
だって、家族以外の他人は、障害を持った人の何か良い所探して必ず褒める
より悪い状態と比べて褒める、今を褒める
本人は褒められて納得してこのままで良いと思う
本人が止まってしまう事が一番の妨げになってしまう


↑これと戦うエネルギー、めっちゃ必要です;;
一旦止まってしまった心を再起動させるの大変なんですよね><


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2008年12月 5日 (金)

介護施設の実情

先般、TV放映されてた介護問題についてのシリーズもの
今回は介護施設についての特集
しばらく前から介護施設について興味がありタイムリーな話題だった

介護施設の収支に関わる仕組みについて、詳しくは書ききれないけど、超約にて・・・


受け入れ患者(要介護者)が利用する施設利用料と介護サービスを点数化し、政府からその点数分の報酬を得る、それが主な収入
診療報酬明細書による医療施設と同じですね
施設利用者は施設利用料と介護サービス料のうち1~3割負担で利用出来る
但し、診療報酬明細の項目として認められていない、食事代、おやつ代、教材などの娯楽費、衣服等のレンタル代などは実費負担となる
他にも個室利用やと相部屋との差額を実費負担したり・・・

番組に登場する施設管理者は、上の診療報酬の基礎額が低すぎる故に様々な問題が出ており、患者へのサービスにその影響が出ていると問題提示する


診療報酬月額は診療点数に政府が定めた基礎額を乗じて支払われるのだが、基礎額の引き下げにより、必要人件費(賃金)や必要人員(雇用)が満足に賄えない状態

医療施設でも時折問題になるが、設置したベッドが常に満床の状態にもならない限り、付加サービスに回せる費用が捻出出来ないと言う
患者数の多い都心部と、そうでない地方、これは地域格差を生む大きな原因になっている
また、診療報酬の基礎額も施設の規模(ベッド数、医師数など)によって額が異なる為、相対的な患者数=ベッド数とでも無らなければ施設の維持、安定した雇用が難しい状態

加えて労働条件の悪化、雇用人員の欠如によって改善の見込みは無く、より悪い方向へ、さらに離職率の高さ、もう悪循環としか言い様が無い状態


基礎額引き上げに関して、政府は一貫として予算が足りないと言う
対策は増税して予算拡大の一点張り
「こんだけ皆さんが困っているのですから、増税に協力してください」
ならまだしも、いや、困るんやが「増税も止むを得ない」だと・・・


またタバコ税の話が沸いて来てます
・・・旧国鉄の借金肩代わり税はどうなったのよ?
ねぇ、愛煙家の皆さん

沢山煙草吸って患者救おう!
沢山飯食ってBeer呑んで服買って消費税払って年金受給者助けよう!
そこの年金受給者の皆さんや将来に備えて一生懸命貯蓄してる皆さ~ん!
将来は安泰ですよ~旅行や旨いもん食べてもっと消費してくださいね♪
それが皆さんの将来の安泰に繋がりますよ~!!!
そのうち少しだけ引退した偉いさんが作った財団法人の給料にしますから了承してくださいね♪


あほらし


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2008年10月10日 (金)

体力の源~トカゲの場合、うなぎ~ずの場合、爺様の場合

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剪定枝の掃除してたら、おぉ、お久し振りのカナヘビの子
まだ10cmぐらいなので、今夏生まれかね

カナヘビっても蛇ではなくって、トカゲ
同じく庭先のハンター、カマキリと並んで王家のお庭の害虫退治やってくれてます

今年も小バエ追っかけて庭先ウロウロしてる大人カナヘビを何度か見掛けたんで
その子供かね^^

よぅちっこいのん
もうじき冬眠やさかい、沢山食べて体力付けときやv


体力付けると言えば、うなぎ~ずのスタミナ源
王家特製のすじ肉玉^^v


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すじ肉茹でて細かく刻んで、煮汁と一緒に冷凍したもの
玉子の空パックで小分け冷凍して、ポコッとはずして保存
病み上がりとかのカロリー・コントロールに使ってます
解凍して普段のフードに混ぜたると食いも上がるし毛艶にも良いしね


一方、あんまし体力蓄えて欲しくないのが爺飯
ローカロリー・・・ローカロリー・・・


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2008年10月 9日 (木)

金木犀が咲いたら・・・

昨年は花芽枝を剪定してまったので花付の悪かった金木犀
今年は放置してたので良く咲いた


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まだ蚊の残党が居るものの・・・


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頑張ってます@@v


そんな中、見た事無い方も多いんじゃないやろか
木瓜(ぼけ)の実、小振りなみかん程の大きさです


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んで、また何気の爺飯
酒の肴っぽぃのは作り手の嗜好故かv


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2008年10月 8日 (水)

炬燵でっかい化計画と爺飯と

夕食後、王様夫婦とうなぎ~ずの寛ぐ王家の居間
ここにゃ作り付けの掘り炬燵があるんやけど、人が集まるとどうにも狭い!
掘り炬燵なもんで、ちょっと除けて・・・ってな具合に行かないのが辛いトコ

そこで王様考えた
「炬燵でっかい化しよう!」

かくして王家の炬燵はでっかくなりましたトサカ(コケッ!


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いかんせん掘り炬燵・・・
掘り広げる訳にもいかんので、継ぎ足しテーブルを造って増設
天板はでっかいちゃぶ台の脚抜いて載っけたったv


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なんとなく、昨晩の爺飯も載せてみる・・・


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案外、ちゃんと作ってるっしょ?


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2008年9月30日 (火)

孫への葉書(2)

前回、孫への葉書を書いたのが’08/07/02
あれから約3ヶ月、再び爺様の葉書チャレンジ!

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姉家から届いた季節の贈り物
「梨」
そのお礼を孫宛てに書いた葉書

前回より文字列が平行になって書けている・・・が
やはり左側の空間への意識が出来ていない様子
単に書く事が無かったのかとも思うが
最後の

「バイバイ」

の位置見ると、やっぱ認識出来てないんやろね、残念;;


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2008年9月10日 (水)

年金(既に受け取ってる者視点)

小難しい話はしません
今起きてる事を書いときたいと思います

親父69歳
現、厚生年金受給者
身体障害者1級

収入はもちろん年金のみ
満額受給から医療保険差し引きされて17万/月ちょっと

月々必要な出費
・固定資産税 1万/月
・市府民税 1.3万/月(※世帯計なので参考)
・デイ・サービス 2.2万円/月
・ショート・ステイ(1泊2日利用/月) 0.8万円
※後期高齢者医療費用負担、先月から2.8万円x3ヶ月(年金相殺準備期間の為)
残金 8.9万円(来月までこのまま)

この中から、光熱費、食費、消耗品、散髪代、医療費、任意保険代(火災保険や医療費用保険など)、リハビリ代を賄わねばなりません
もし、身寄りが無く単身で、アパート住まいやったとしたら・・・

加えて家賃引かれーの、訪問介護頼みーの・・・
銀行だって一人では行けません、そもそもお金の管理出来ません
給食頼んでも実費負担、買い物行ってもらうのも人を雇わねばなりません
もし、災害事故に見舞われたり、アパートの大規模修繕なんかの臨時費用出たら家賃払えませんよ・・・家失いますよ

私の伯父、ずっと大工で生計立てて来ました
もらってる国民年金・・・夫婦で7万円だそうです

年金崩壊、これは我々これから世代の話
先代は既にその負担すべきモノ負担し終わってます
その世代が生活出来ない
これから師走に向けて老々介護の心中話出て来ます

もう一つ

身寄りが居ても、要介護が必要であれば誰かが介護せねばならん
たまたま縁が無くて結婚出来なかった方
介護しながら満足な勤務時間取れません
=普通の会社員出来ません、この時代
先代の介護だけの問題じゃ無いです、今の介護者のこの先も闇に預けなければなりません
より一層配偶者を迎え難くなります
そんな家誰が背負って嫁ぐものかと・・・


TVで「国は死ねと言うのか」とコメントしてるデモ見かけます
或いは、老々介護の無理心中もそのアピールなのかも知れません
念願のバイパス出来た
福祉の観点から素晴らしい施設を建てた
大切な地域のコミュニケーションの場だった施設の取り壊し反対
年金問題の財源確保を最優先に
・・・ほんま老いて見ろと、介護して生計共にして見ろと

今共産党の支持者が拡大してるとニュースで見ました
蟹工船?
違うと思う、理念や思想はおいといて、いっそ・・・分かる気がする

平等と民主主義、相反するのかなぁ
これは貧しさとかの問題じゃ無いと思うんやけどなぁ

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2008年7月16日 (水)

爺様の癖について

「無くて七癖」

元気な頃の爺様の癖ってナンダロウ?
記憶辿って考えて見る

・・・

・・・

・・・

台拭きいじり、丼物混ぜ、箸舐め

実際あんまし癖ってな癖思い出せない
興味無かったもんな親父なんて@@

発病して入院、んでからリハビリ入院を経て通所介護の現在に至るけど
どこで覚えたか咀嚼時の開口&音
そして、絶え間ない入れ歯の如き口もごもご
(爺様入れ歯なんざありませんよ)
これねすっげー気になるのよね

爺様元気な頃はくちゃくちゃ音とか食べこぼしとかめっちゃ五月蝿かった
良く同僚との食事で音が気になって満足に喉を通らなかったとか
あいつは汚い食べ方しよるから一緒に食事するの嫌やとか
良く愚痴ってたのよな

どっこい現在
爺様くちゃくちゃ音立てるし口開けたまま咀嚼しよるし
よくよく観察して見ると
自分ではきちんと口閉じて食べてて
音も出して無いと思ってるのよね
口がもごもごしてるのも気付いて無い;;

注意しても分からない
一度デイ・サービス先で音が鳴ってるか、気になるか、ケア・スタッフに聞いたらしくて
「気になる音出てませんよ」との回答得たもんで、気にし過ぎるお前がおかしいとまで言ってましたよ;;

自宅介護になってから夕食時の咀嚼を注意してトレーニングを心掛ける様に伝え続けてたんやけど、いかんせんこればっかりは代わりに咀嚼してやる事も出来ないし・・・
口もごもごに関しても、チューインガムで顎のトレーニングとか、奥歯噛んで顎動かさないとか・・・
どうしたもんかとずっと悩んでおりました

そんな折、ついに閃いたんですよ!

続きを読む "爺様の癖について"

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2008年7月 2日 (水)

孫への葉書

20080701
孫への葉書
(文面が平仮名なのは孫への配慮)

昨日古希を迎えた爺様
お祝いの電話をくれた孫へのお礼にと葉書を書かせてみる
自宅介護始めた頃から食後の書き取り練習を習慣にしています
左視野不認識へのリハビリとして取り入れ
約2年程の成果が上の画像です

続きを読む "孫への葉書"

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2008年7月 1日 (火)

古希祝い

今日で爺様69歳です
古希です
お祝いです
オメデトウ><b

血圧高いし普段は禁止やけど・・・

お祝い特別メニュー(Beer付)
080701_002


・・・家族はうどん定食><b

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2008年6月23日 (月)

うっかり爺様

今日は月曜日
一週間の始まりですな@@

いつもの様にデイサービスの準備
いつもの爺様朝食メニュー作って・・・

ん?

「爺様なんでパジャマなん?」
普段ならもうすっかり着替え済んで朝食待ちなハズ

爺「ちゃんと着替えとるがな」
服つまんで再確認

「どう見てもパジャマやないか」

爺「上下揃いの服ちゃうんかぃ?」
姉に貰った父の日のプレゼントパジャマ
微妙なデビュー@@

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2008年1月28日 (月)

自宅介護で困る事

月一で利用しているショートステイ
そこで介護者の懇親会が催されるとの事
自宅介護での問題点や悩み事など
参加者で共有して改善に役立てようと言うもの

悩み事や困っている事などを話し合う

時間が取れず参加は出来ないけれど
ふと考える

自宅介護で困ってる事なんだろう?
・休みが無い
・日々のサイクルをこなすだけで精一杯
・爺様が居る間は気が休まる事が無い
・休みをお金で買っている状態で経済的に苦しい
・2年かかっても簡単な確認作業を習得してくれない
・気が付けば怒鳴っている・・・

気が付けば怒鳴っている
気が付けば怒鳴っている
気が付けば怒鳴っている

やべ泣きそう
俺、介護者やのに・・・

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2008年1月14日 (月)

短下肢装具~その後

ポツポツ検索かかってる様子なので
その後のご報告^-^

修理&改良の為、業者に預けたのは先のレポートの通りですが
仕上がりが非常に良かったのでそのまま使っています。
通所リハビリ事業所に出入りしている業者さんと電話で打ち合わせ
具体的な要望をお伝えして、細かい所は「おまかせ」しました。

仕上がって来たのはコレ↓
Sb001

・ベルクロテープの物理的固定>ハトメ留め
・パット取り付け>ベルクロに貼り付けて固定出来る取り外しパット(予備パット付)
・ベルクロテープ交換>幅広タイプの折り返し固定に変更

~以上の改良によってベルクロが足に食い込まず、且つ本体に半固定されて紛失しない様になりました。

曖昧ですが、納期は3~4稼働日、費用的には千円未満だったと思います(忘れるぐらい安価でした^-^)。
使用している当人も使い勝手が良い様なので、作り変えせずこのまま使ってみたいと思います。
ただベルクロの消耗具合によって、1~2年に一度はテープ交換のメンテナンスが必要かな?

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2007年8月20日 (月)

シューホンブレース

普通、まず耳にしない単語です。
シューホンブレース
関係無い人だと、一生聞く機会も無いかも知れませぬ。

何かと言うと、代表的な短下肢装具の名前、タイプ名と言った方が正しいかもね。
手の事を上肢、足の事を下肢と言います。
解剖学の用語ですな。
頭(アタマ)、頸(クビ)、体幹(タイカン)、上肢(ジョウシ)、下肢(カシ)なんて部位別に表現します。

その下肢を支持する道具で、長下肢装具は膝と足首を、短下肢装具は足首を支持します。
金属の蝶番(チョウツガイ)が仕込まれたもの、FRP(硬質プラスチック)のものや、木製、いろんな素材の組み合わせのもの。サイズや症状、重さによって様々です。

シューホンブレースてのは、足首を支持する事に機能を集約して、主にFRPなどの軽い素材で作られ、素足または靴下の上から装着する様に作られています。
足裏から、かかと、アキレス腱を覆う形で、丁度「くの字」の靴ベラと言ったイメージです。

爺様は左足の足首がほぼ機能全廃しておりますので、この装具が必要になる訳でございます。
シューホンブレース、一番お安いもので3諭吉前後・・・。
規格サイズで甲、足首、脛(スネ)をベルクロテープ(マジックテープ)で固定するタイプ。
最初だし、一番エコノミーなこのタイプを選択しやした。
ちなみにフルオーダーだと10諭吉以上します。
初回購入時は介護保険を使えますので(申請式、自己負担3割、後日返金)、1諭吉弱で購入出来ました。
どのような不便が出るか分からないし、使い勝手もリハビリの進行具合で変わるだろう。
ある程度症状固定した後、一生物の良い品買えば良いかなって目論見。

ところがこの装具、一応消耗品扱いにはなっていますが、次回申請受付は24ヶ月後となっております。
つまるとこ、2年以内は作り変えも修理も実費負担。
だもんで、最低2年使える機能と強度が必要です。

その知識が無かった><
購入後半年そこそこで壊れましたよ、装具・・・。
壊れた個所はベルクロテープの雌側をFRPに接着している部分。
この接着が甘いもんで、速攻剥がれますた;;
市販の接着剤で一番強度が高い、2液混合タイプのエポキシ系接着剤で補修。
それでもやっぱり半年毎に剥がれ、その都度補修、補修、補修・・・。

先週も同じ個所が壊れ、いい加減きっちり直そうよとの事で、業者に修理依頼してみた。
要望は、ベルクロテープの物理的固定と、脛、足首部分のパット取り付け。
つまるとこ、補強と改良の要望です。
落とし所はベルクロ鳩目(ハトメ)止めとベルクロ交換、そしてパット取り付けでしょうな。
さて費用はいかほどかかるのか・・・
金額云々じゃなくて、補修費用とケチった装具の今までの不便さ、なんだよ、最初から良い品買えたじゃん!
・・・ってな結果になるのが怖いっす;;

あと2ヶ月もすれば次の装具費用申請出来るのだけど、今回の修理結果見て考えるとします。
良い品買う時は装具の保障期間もきちんと確認ですな!

ちなみに装具てのは個人でメーカーから買う事は出来ません。
病院や介護事業所に装具業者(フィッター)が出入りしてるので、医師の指導の元、個々の要望を添えて発注します。
ここんとこの部分は一応利に適っているとは思うのですが、医師と業者の癒着など、モラルの程度によって問題が出易い、そんな気がします。
介護保険使うにあたっては医師の意見書など提出が必要だし、患者側の選択肢って少ないよね。

おしまい

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2007年8月 3日 (金)

自宅介護メモ~最終章

「発症、入院、治療~退院、リハビリ、自宅介護までの流れと注意点」

発症・入院
発症後、入院治療中は健康保険での受診。
75歳以上は老人医療保険、症状により65歳以上であれば老人医療保険適応。
高額治療費の返還請求は治療月の翌月に保険組合から問い合わせが入る。
翌月請求、翌々月給付(2ヶ月後、月単位での給付)
月単位で判定するので、月末入院などの場合、当月は給付対象とならない場合がある。
症状安定が見えて来る頃、退院後の計画に向けて在院のソーシャルワーカーとの面談。
引き続き入院治療・入院リハビリを希望する場合は、退院後の受け入れ病院を決めておく。
主にリハビリ専門病院への転院となるが、入所予約が必要な所がほとんどなので、下見や案内を受けて事前に選別しておく事。人気病院は入所待ち数ヶ月の所もある。
入院中に転院先の入所予約をしておくと、転院のブランクが生じない。
入所は患者の状態を確認してから本入所契約となる。

転院
リハビリ専門病院へ転院し、入院治療及びリハビリ。
入院受付は発症後3ヶ月以内が条件、入院期間の最長は6ヶ月。
リハビリ専門病院での主治医との面接、主に治療計画、状況報告などを面談。
症状固定が見えて来る頃、退院後の介護計画と共に、最寄の市町村役所に要介護認定の申請。
この時に地元のケアマネージャーを選任する。
事前に地元の介護事業所などを下見しておき、そこに出入りしているケアマネージャーを紹介してもらい面接して選任しておく。
要介護認定は申請日の約1ヶ月後。
要介護認定医による面談と意見書、ケアマネージャーによる介護計画書など必要。
作業療法師相談の元、必要であれば自宅のバリアフリー改装。改装補助金等は市町村役場に事後申請。
自宅介護の為の介助ベットや車イス、歩行杖等の手配やレンタル契約。
介護保険、受け入れ事業所等(介護事業所及びリハビリ事業所)、自宅受け入れ態勢が整えば退院、自宅介護へ。

自宅介護
医療機関を選別し自宅介護での主治医を選任する。
医療機関にかかった分は医療保険対象(薬の処方、定期健診など)、介護事業所分、リハビリ事業所は介護保険対象。
ケアマネージャー相談の元、通所介護か居宅介護かを決める。通所介護:デイサービス、居宅介護:デイケア。
患者と介護事業者との面談の後本契約。
医療機関での外来リハビリを受ける事は出来るが、2~3日/週が限度。その場合は医療保険対象。
介護保険有効期限の1ヶ月前に第二回目の要介護認定を申請(初回の期限は3ヶ月なので、第一回目の認定日から約2ヵ月後)

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自宅介護メモ~その4

「左半身麻痺」

損傷した脳は残念ながら再生する事はありませんので失った機能の回復は非常に難しくなります。
ところが損傷によって情報伝達経路が断たれただけであれば回復が見込めます。
脳には独自のネットワークがあり、損傷した個所を迂回する事で新たな情報伝達経路を作り、例え失った機能でも、新たなネットワークを作る事で回復する事があります。
これは長期に渡る訓練でのみ習得出来るもので、一般にリハビリと呼ばれる専門訓練です。

リハビリには理学療法、作業療法の二種類があり、理学療法はフィジカルに関するもの、歩行訓練、マッサージ、筋力トレーニングなどを。
作業療法は読み書き、食事、排泄など生活基本動作に関わるものを回復訓練します。
どちらも繰り返しの反復訓練が主となりますが、作業療法に於いては麻痺の度合いに応じた座る手順や立つ手順、右手だけで衣服を脱ぐ手順、着る手順、など自立へ向けたトレーニングまで行います。

脳障害が残った場合、爺様もそうですが、体力の回復に伴いフィジカル面での回復が先行し、作業療法面での回復が大きく立ち遅れてしまってます。
これは、絶対的な作業療法師の不足と言う現実も影響しており、作業療法を受けたくても受けられない状態です。
リハビリ開始の初期段階は非常に重要なので、現在の作業療法師はほとんどが医療機関所属で、通所介護事業所や通所リハビリ施設へは人員が回らないのですね。
医療機関でもリハビリを受ける事は可能ですが、負担額が医療保険対象になるので、費用面での負担が大きくなります(通所介護事業所や通所リハビリ施設などは介護保険)。

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自宅介護メモ~その3

「その他の脳障害」

脳障害は体外的にその症状が見えませんので、第三者が直接的にその障害を確認する事は困難です。
本人からの申告や身近な観察者の発見が無いと埋もれてしまう症状もあります。
専門医師によるテストなら十分でしょうが、自宅介護にまで下りてしまうと、恐らく主治医は内科や外科の専門医だったりすると思います。

・左視野不認識

爺様の場合「左視野不認識」の傾向が強く出ています。
具体的に言うと、視野の欠損は無いが、視野の左側に写っている視覚情報を分析する能力が欠損している状態。従って常に視野の右半分に注意が傾き、左側に見えている物を無視する傾向があります。
各自プレートに載った食事を並んで食べる場面があるとします。
プレートの右半分に見える物を優先して食べ、場合によっては右側に並んだ隣の人のプレートに箸を伸ばす、こう言った現象が出ます。

小生は爺様の一番興味がある食事の時がトレーニングチャンスだと考えてます。
左側にある器に注意が向くように、主食である御飯を左に置くようにし、どうしても見易い右側に器を移動する癖があるので、移動させたら戻しを繰り返しています。
またランチョンマットに色付きのものを使って視認性を高めたり、器も濃い色の物を使って食べ残しが見易い様にしています。
箸を持つ前に何があるのかきちんと確認する事や、食後に食べ残しが無いか確認する事、時々顔を左に向け見えていないものが無いか確認する事など徹底して、一連の動作がパターン化する様、訓練訓練。
もちろん飲み水、食後の薬、器の位置は定位置です。

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自宅介護メモ~その2

「高次脳障害」

肉体的な損傷(主に麻痺)や、視覚、触覚、味覚、聴覚、嗅覚の五感について、その機能を一部または全廃した、直接的な麻痺ではなく、五感の認識、分析、理解の過程に障害が出るものが高次脳障害です。

高次脳障害の代表的な症状は、複数の動作を並行して行えない事です。
各々の動作には障害をきたさないのですが、複数になると支障が出る。
「単細胞な人」だとか、「1+2=たくさん」と冗談を言う事がありますが、まさにそれが現実となっている状態です。
また、関係無い複数の現象を一連の現実として認識してしまう事もあります。
「夢に兄弟が出てきた」という現象と「息子がお見舞いに来てくれる」という現象を、「兄弟がお見舞いに来てくれた」と理解してしまうなど。

複数の動作が重なると判断が鈍ったり、動作が停止したり、混乱したりするので、常に単数の対象と対峙出来る環境作りが大切です。
生活の基本動作毎に場所や道具を分けて集中しやすいようにする事が大切です。
ベットの横に歯ブラシ、着替え、朝食、ヘアブラシが並んでいるのではなく、目覚めて着替え、洗面所に移動して歯ブラシ、リビングでヘアブラシ、ダイニングに移動して朝食など、生活動線毎に道具を置くとそれぞれの動作に集中しやすくなります。
また、生活のリズムを一連の流れとしてパターン化する事で一つの動作となり、その分余裕が出来るので、急な変化が起こっても混乱せず対処し易くなります。
その為には、道具の置き場所を定位置に、複雑な道具では無くシンプルなものを使う、などなど。

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自宅介護メモ~その1

「脳梗塞復習」

血管内に塞栓が出来て血流が低下し、脳に損傷を受けると脳卒中。
動脈付近の内側で起こると脳梗塞、外側で起こるとクモ膜下出血などを引き起こす。
心臓だと心筋梗塞、手足だとエコノミークラス症候群なんかが最近有名ですな。

脳の内側を損傷すると、視覚、思考、動作、感覚に支障をきたし、塞栓の個所によってダメージを受ける脳の位置が決まる。
主に右脳に損傷受けると左半身に、左脳だとその逆に障害が出ます。
外側を損傷すると、呼吸、鼓動など、生理的な機能不全を起こします。

爺様のは脳梗塞によるもので、右脳動脈に塞栓を受けたので左半身に麻痺が出ています。
血流が止まるとその先にある脳が死滅するので、一刻も早い血流回復の為の治療が必要です。
処置が遅れれば遅れるほど損傷は拡大します。
爺様の場合は、少なくとも発症後12hは経過していたものとして処置を受けました。
処置は点滴による溶解剤の投与。
血流停止から脳の損傷まで最長3hとされ、従って外科的処置を行うリミットも3hです。
現在最も有効とされている外科的処置がカテーテル手術。
内腿の静脈よりカテーテルを挿入し、心臓から大動脈内を通して、脳内血管に直接処置を行います。
血管内の塞栓に直接ドレインしたり、血栓に直接溶解剤を投与したり。

点滴治療の場合初期治療はもちろん点滴だけですから、安静かつ集中的な経過記録がメインとなります。
溶解剤は言わば血液の流れを良くする為のものですが、一旦出血してしまうと大変危険な状況に逆転してしまいますので、集中的に経過を確認し、即投与停止出来る状態を保ちます。

具合の悪いのが損傷を受けていない脳は正常であると言う事。
一旦意識を回復すると手足を動かしたり、起き上がろうとしたり、場合によってはベットから落ちたり、暴れたり・・・
この事によって出血してしまうと溶解剤の投与を減らすか止めるかになるので、脳内の血流回復に支障が出ます。
その為、起き上がりの傾向が強い患者には手足固定(ベットに縛る)は止むを得ない処置です。
爺様もその傾向が強く、ベットからの落下も数回ありました。
動作に麻痺傾向が出ている状態での治療がほとんどですから、ろくに受身を取れないので、頭部強打してしまう事もあります。

初期治療の間は気管への流入が怖いので、絶食です。
麻痺の程度によっては咳をして自分で吐き出す事が出来ないので、水分も禁止となります。
タンなどが出た場合は外部吸引しなければなりません。
ガーゼに含ませた水分で口元を湿らせる程度が基本でしょうか。
きちんと意識が戻った爺様の第一声は「何か食べ物をくれ」でしたから、よほど辛かったのだろうと思います。

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