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2008年7月 9日 (水)

イタグレのスタンダードについて

我が娘が立ち耳な以上、きちんと記しておきたい議題ですな。
イタグレに限らず純血種を愛す方々なら一度は考えた事のある、或いは見聞きした事のあるテーマやと思います。

動植物に限らずほとんど全ての「※モノ」の価値を評価をする場合に必ず出てくるキーワード

『グレード』、あるいは「ランク」「状態」「コンディション」
より高い、より良いものがより価値のあるモノとされます。

※万物の総称として「モノ」と表現しています。
 決して命あるものを軽んじて物と例えている訳ではありません。

貴金属だと材質、希少性、重量や大きさ、状態、場合よってはブランド。
骨董だと希少性、背景、信憑性または由来、産地や材質。
どのモノにおいても愛好家、収集家が存在し、その価値を見定める為に基準となる共通の「ものさし」があります。
「標準」「規準」「基準」「規格」「規定」
その「ものさし」で測った場合に一定の基準をクリアしていないと、価値の低い、或いは無価値として評価され、逆に基準以上だとそれは『付加価値』として評価され、より高価値として判断されます。

では動植物に於ける『付加価値』とは何でしょう

こっから長いよ?
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・生産性の向上を得る為の付加価値
・収益の向上を得る為の付加価値
・品評会で高い評価を得る為の付加価値
その目的によって求められる付加価値には違いがあり、至極当然の事であります。

愛玩動物の付加価値の追求、維持に伴う手法としてブリードと言う言葉があります。
人工繁殖の事です。
品評会で高い評価を得る為にブリードされた「ショウ・グレード」
健康で病気知らず、たくましい骨格を目的にブリードされた「※ペット・グレード」
※ペット・グレード:ショウ・グレードに対する俗称、造語やと思います。

ショウ・グレードのブリードには※純血種、血統、実績など吟味された繁殖を行い、非常に高い水準で管理され、種によっては国際的な鑑定書や識別書など発行される事もあり、非常に高値で取引されます。
※種によっては純血種同士でなければブリード出来ない場合も多い
 自然界では純血種同士の交配が圧倒的多数
 生息地域などの制限が主な要因として挙げられるが、
 進化の過程でそれぞれ固有種として定着したとされる

ペット・グレードのブリードにも純血種、血統など吟味する場合もありますが、上のショウ・グレードの比ではありません。
またショウ・グレードでブリードされたにも関わらず、付加価値の低い個体をペット・グレードとして取引、市場に流す場合もあります。
この場合、健康で命に関わる問題が無い個体であれば良いのですが、必ずしもそうでは無いようです。
慎重に吟味された場のカードであっても、必ず良い役を引ける訳ではありません。5カードを引ける事があっても、ブタを引く事もあります。

愛玩動物で無くとも、絶滅危惧種を代表とする「希少種を後世に残す」と言う目的でブリードする場合、より高い水準でのブリードが求められます。
先天性の奇形や病気のある個体、体の小さな個体、運動能力の低い個体などは繁殖に適さない為ブリードに用いません。
そうする事でより健康で丈夫な子孫を残すのです。
植物で言うところの「間引き」に通じるものがありますが、決してブリードに適さない命を粗末にする事はあってはならん。そう思います。

その中で「犬」に関しては「狼」を頂点とした進化の歴史があるものの、他種族の進化の枝分かれと比べると歴史が浅く、ブリードによる分化、定着の要素がとても大きい為に、純血種で無くとも交配が可能であります。
人と共に分化、定着を遂げた家畜と総称される動物はその傾向が強く、未だ新品種として登録され続けている状況ですな。

やっとこ本題
ではイタグレにとってのスタンダード(標準)とはなんぞや?
ズバリ、イタグレである事!

・・)ダメ?

品評会に出品されるショウ・グレードのイタグレの場合、健康、明瞭、活発、歪みや変形の無い骨格、そして、イタリアン・グレイハウンドの特徴を「全て」備えている事。

ここで問題
イタリアン・グレイハウンドの特徴とはなんぞや?
・びびり
・甘えた
・走るの飛び跳ねるの大好き ・・・ ?

・・)ノシ チガウチガウ

きちんと明確な「ものさし」あるんですよ。
・体重~5kg
・体高32~38cm
・体長は体高とほぼ同じかわずかに短い
・頭の長さは体高の40% ・・・ などなど
(上の例は要約ですからね)
他にも色は・・・とか足は・・・とか歩き方は・・・とか・・・とか・・・とか

んで気になる方も多いハズな(うちもそうです)
耳は・・・

「小さく折り畳まれ、ローズイヤーである事」

ショウ・グレードをガッツリ求めてらっしゃる方からすれば、上の「ものさし」から外れた個体はイタグレじゃない
・・・となり
酷い言い方すると
そんな個体で繁殖させんなボケッ!
・・・となります><b

一件理不尽に聞こえますが、これも理に叶っている訳です。
つらつらと述べて参りました、種の保存と言う観点で見ると・・・

残すべきはイタグレであって、その流れに乗らない、そぐわない個体は繁殖に使わない。
つまりイタグレをより確固たる種として定着させたい。
先人達が作り上げ、現代の我々にイタグレをもたらせたその恩恵に敬意を表し、未来の我々の子孫に紛れないイタグレを残す使命があるのでは無いか。
そう考えると一概に否定は出来ません。
それはそれで熱い清い思いですから。

何かの思想を説いているつもりはありませんからね
なんか嫌だな卍思い浮かべてしまう。。。

最後に・・・
どんな人にも物にも生き物にも欠点や評価されない所はあります
でもそれ以上に愛すべき評価すべき所があるはずです
そこに目を向けて下さい
そこを見てあげてください

ご清聴ありがとうございました

自戒として記す

7/10:一部校正及び補記

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

初めまして、、寄らせていただきました。

初めから、読んでいくうちに う~んと考えました。

うちのゼロは、イタグレのスタンダードより か・な・り 大きいのです。

初めは、そんな事を気にした時期もありました。

しかし、それは周りからの 『目』を気にしている自分達がいるのだと思いました。

それからは、スタンダードというものを気にしなくなりました。

しかし今回このブログを読んで、それ(スタンダード)を守って今に伝えてくれた先人達のおかげで私達の家庭にイタグレを迎えられるんだな~って 気付きました。

私達もその責任を負う義務があるのだと・・・

ただ今の所、私の家庭ではスタンダードの繁殖、種を残すことは出来ません。

しかし、このブログを読んで『意識』が変わった事は確かです。

Uooちゃん かわいいですねhappy01

それにしても、うちのゼロはかわいいですhappy02 失礼しました

投稿: ZEROパパ | 2008年7月10日 (木) 19時36分

ZEROパパ様おはようございます
わざわざご訪問いただき有難うございます

あまりにも素晴らしいモノを目の当たりにして自分の小ささに気付き、自分への戒めとして記した、この記事であります
そんな殴り書きにコメントいただいて恐縮しとります^-^;

親バカ大いに歓迎!
世界一の味方バンザイ!
イェーィ^-^v

投稿: SUN(Uoo父) | 2008年7月11日 (金) 09時28分

ながっ!!
僕は血統書、しっかりみてな~いのです。
じいちゃんのじいちゃんくらいで奈良公園の鹿、って出てきたらどうしようとおもって。

投稿: タロッちち | 2008年7月11日 (金) 22時15分

ばんわんータロッちち殿
だから長いよと前置きを・・・(笑

鹿ですか、じゃうちは鰻だな^-^b
コメンツThx

投稿: SUN(Uoo父) | 2008年7月11日 (金) 23時53分

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